フェンネル大陸偽王伝について

■ 概要

　　中世ヨーロッパ風の世界を舞台にしたファンタジー。作者は高里椎奈氏。
　　魔法や魔王や世界の存亡の危機の話ではなく、ロードムービー的な作品。

■ 物語

　　大陸の東の国・ストライフの王族末子、フェンベルクの漂流記。

■ 主なキャラクター

• フェン：　本名フェンベルク・ストライフ、ストライフ王家末子。13歳にして人間から恐れられる怪力の生物”グール”の部隊を率いる将軍だった。
  信頼していた兄の裏切りにより、西方の地へと追放され、放浪することとなる。
• テオ：　フェンが追放され流れ着いた先で、奴隷市場に売られたフェンを買い上げた大男。
  フェンに恨みを抱いているが、その後フェンの旅を見守ることとなる。
• サチ：　フェンが出会った風来坊。人探しの旅をしているらしいが、本名も目的も不明な謎の青年。フェンと会ったり分かれたりしながら旅を続けている。

■ 既刊紹介

◇フェンネル大陸真勇伝シリーズ◇

• 草原の勇者
  最新刊にして新シリーズ第一巻。旅を続けるフェンが、革命による王座の簒奪が合法な国の、交代劇に遭遇する話。
  この巻でいよいよサチの秘密の解明編スタートです。

◇フェンネル大陸偽王伝シリーズ◇

• 孤狼と月
  フェンネルシリーズの記念すべき第一巻。月に吼える孤狼のごとく気高きフェンの旅立ちの始まり。
  ちなみに私はとても綺麗な装丁とタイトルに惹かれて手に取り、そのままはまりました。出会いってすばらしい。
• 騎士の系譜
  偽王伝シリーズ第二巻。世界を見てまわるための旅を始めたフェンの騎士見習いの少年との出会い。
• 虚空の王者
  偽王伝シリーズ第三巻。
• 闇と光の双翼
  偽王伝シリーズ第四巻。
• 風牙天明
  偽王伝シリーズ第五巻。
• 雲の花嫁
  偽王伝シリーズ第六巻。
• 終焉の詩
  偽王伝シリーズ最終巻。